星の分類 恒星、惑星、準惑星、衛星の違い



天文学, 占星術, 暦

公開日:2023/12/27    

■星の分類

<天体>
天体とは、宇宙空間にある物体の総称のこと。星やガス、塵、人工衛星なども天体に含まれます。

<星>
星とは、宇宙空間にある十分な質量を持った人工物ではない物体のことです。 従って、ガス、塵、小型の岩石、人工衛星は星とは言いません。地球のある天の川銀河には、星が1000兆個あるといわれています。

なお、星は英語でstarといいますが、starは恒星のことを指し、惑星(planet)や衛星(satellite)のことはstarと呼びません。 そのため、日本語の星が指すものと、starの指すものが異なります。

<恒星>
恒星とは、自ら発光する星のことです。太陽などが恒星にあたります。天の川銀河には恒星が約2000億個あると言われています。

<惑星>
惑星とは、恒星(太陽)を回っており、十分な質量を持って球形をしており、かつその軌道付近に他の天体が存在しない星のことです。

<準惑星>
準惑星とは、太陽の周りを公転しており、十分な質量を持って球形をしているが、軌道付近に他の天体が存在している星のことです。 冥王星は以前は惑星の分類でしたが、2006年に準惑星に分類されました。準惑星は他にケレス、エリス、マケマケ、ハウメアがあります。

<衛星>
衛星とは、惑星の周りを公転している星のことです。

<彗星>
主に氷や固体微粒子でできている天体のことです。太陽に近づいた際に一時的にコマ(星雲状のガスやダスト)が発生します。

<流星>
流星とは、宇宙空間にある微小な塵が地球の大気に突入した時に光を放つ現象のこと。




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