薬の種類



雑学のこと

初回更新日:2022/4/11    

■薬の種類
<アスピリン>
NSAIDs(非ステロイド系)に分類される解熱鎮痛剤。アセチルサリチル酸のこと(ア-アセチル , スピル-サリチル酸)。市販薬ではライオン株式会社の「バファリン」が有名。

<余談>
音楽バンドBOOWYの曲「ホンキー・トンキー・クレイジー」の歌詞に、「アスピリンを軽く噛めばいつもよりもワイセツダネ」というフレーズがあります。子供の頃に聞いたときはあまり意識していなかったのですが、よくよく考えると意味が謎です。 私の勝手な想像で言うと、アスピリンとお酒を同時に服用すると悪い酔いするらしいので、酔えばワイセツになるという作詞者(おそらく氷室)の性格を表しているのではないでしょうか。ホンキートンキーも安酒場と言う意味があるので、酒を飲んでいるシチュエーションであってもおかしくないと思います。

<ロキソプロフェン>
NSAIDsに分類される解熱鎮痛剤。市販薬では第一三共の「ロキソニン」が有名。アスピリンに比べ解熱鎮痛作用が高く、副作用も低いとされていますが、それでも胃腸障害を起こしたりします。

<イブプロフェン>
NSAIDsに分類される解熱鎮痛剤。市販薬ではエスエス製薬の「イブ」が有名。効果はロキソプロフェンの方が高く、副作用も同程度と言われていますが、個人差による合う合わないがあるようです。

<アセトアミノフェン>
非ピリン系に分類される解熱鎮痛薬。市販薬ではありませんが「カロナール」が有名。ロキソニンなどに比べて効果は緩やかで、副作用も少ないと言われいますので、ロキソニンの副作用が辛い人はこちらの方が合うという人もいます。

■薬の分類
市販薬(OTC医薬品:Over The Counterの略)は、大きく分けて第1類医薬品と、第2類医薬品、第3類医薬品に分類されます。

<第1類医薬品>
強い副作用が生じる恐れが高い医薬品が分類される。第1類医薬品を販売できるのは原則的に薬剤師に限られ、必ず購入者に対して薬の情報提供を行わなければなりません。 「ロキソニン」や、発毛剤の「リアップ」などがこれに当たります。インターネットでの購入時も、説明を理解した旨を販売者に対して返答しなければ購入できません。

<第2類医薬品>
第1類医薬品に比べて副作用は低いが、日常生活に支障が出る程の副作用が出る恐れのある医薬品が分類される。薬剤師もしくは登録販売者が常駐していれば販売可能で、服薬指導の義務もありません。 「イブ」などは第2類のため、薬剤師がいなくても登録販売者がいれば購入できるので、ロキソニンが買えない場合にこちらを使っても良いかもしれません。

<第3類医薬品>
第1類、第2類以外の一般用医薬品が分類される。「リポビタンD」などのドリンク剤がこれに当たります。




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