咳止め, たん止め 薬の選び方



雑学のこと

公開日:2025/5/6   

■咳止めに効く成分

<ジヒドロコデインリン酸>
脳の咳中枢に作用することで咳を抑えることができます。なお依存性がある(使用しぎると使用をやめた時に頭痛などが出る)ため、など使いすぎには注意する必要があります。

<デキストロメトルファン>
脳の咳中枢に作用することで咳を抑えることができます。非麻薬性のため安全性が比較的高いです。

■痰止めに効く成分

<L-カルボシステイン>
たんを薄くし、粘りを減らして排出しやすくします。

<ブロムヘキシン塩酸塩>
気道分泌を高め、のどに絡んだ痰を薄めて出しやすくします。

■気管支拡張に効く成分

咳や痰を抑えるものではありませんが、気管支を広げることで、間接的に咳や痰を改善する効果があります。

<dl-メチルエフェドリン塩酸>
軽い咳に対して使用されます。

<ジプロフィリン>
長引く呼吸困難や喘息気味の咳に対して使用されます。 dl-メチルエフェドリン塩酸より気管支を広げる効果が強いですが、 興奮作用も強くなります。




関連記事一覧



雑学のこと