踊る大捜査線の作中年表



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公開日:2024/12/31    

関連知識
 ・警察官の階級


フジテレビ系列で放送されたドラマシリーズ「踊る大捜査線」の作中の年表とあらすじについてまとめました。

■作中年表



■主な出来事

<テレビシリーズ>
・ 殺人事件の被害者の娘である柏木雪乃がショックから口をきけなくなるも、青島の世話により声を取り戻す。また麻薬密輸犯と疑われるも青島がこれを解決。最終的には青島に憧れ警察官を目指す。
・ ストーカー野口達夫(役:伊集院光)に右腕に傷を負わされた過去を持つ恩田すみれが、野口を再逮捕。
・ 和久平八郎の同僚を殺した犯人である安西(役:保阪尚希)が真下正義に発砲、真下は重傷を負う。青島俊作は捜査の際に発砲したこと等が問題となり、交番勤務となる。

<歳末特別警戒スペシャル>
青島の湾岸警察署への復帰。殺人犯の鏡恭一(役:稲垣吾郎)が警察署内に立てこもるもSATの突撃により逮捕。すみれ、交際相手になりかけた人(役:伊藤英明)との別れ。 すみれはこの時青島からもらった腕時計を、以降の作中でも身に付けている。

<湾岸婦警物語 初夏の交通スペシャル>
刑事である父親 (青島の杉並北署での上司)に憧れ警察になった篠原夏美(内田有紀)が、上司の桑野の車の走行指示に従い、最終的には犯人を追い詰める。

<秋の犯罪撲滅スペシャル>
恋人の暴力から逃れたくて放火犯に放火を依頼する相良純子(役:大塚寧々)に同情する恩田の葛藤。相良を逃がしたとの疑いを掛けられる恩田の監視を指示する室井と、青島の信頼関係が揺らぐ事態に。

<THE MOVIE 湾岸史上最悪の3日間>
副総監の誘拐事件の捜査と、殺人事件の捜査が並行で進行。殺人事件の犯人である日向真奈美(役:小泉今日子)を逮捕後、日向の助言をえて誘拐事件の犯人を追い詰める。 青島は誘拐犯(少年)の母親に刺され重傷を負う。室井は上層部の命令を無視した結果、本件後に1階級降格し北海道警察本部に左遷される。 「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ」というセリフが有名。

<THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!>
猟奇的殺人事件発生。本庁からは初の女性キャリアである沖田(役:真矢ミキ)が本部長となって捜査。室井も北海道警から本庁に戻ってきている。真下正義は犯人との交渉役として登場。 柏木雪乃を連れ去る犯人(リストラされたサラリーマンたち)を逃がさない様にするため、お台場から繋がる道路を全て封鎖しようと試みるが、困難を極める。 その時の名ゼリフが「レインボーブリッジ封鎖できません」。追い詰められた犯人が発砲した銃がすみれの左肩下に命中。一命をとりとめるが、この傷が後遺症となり後に退職する要因へとつながる。 和久平八郎も引退。

<容疑者 室井慎次>
警察官が殺人を犯した容疑で取り調べ中に、警察官が逃亡をはかり車にはねられ即死する。その取り調べの過程で、過剰な取り調べがあったとして警察官の母親から告訴があり、捜査指揮をしていた室井が逮捕されてしまう。 更に、室井が過去に恋人を殺したという怪文書が流れたために上層部から辞職を迫られ、室井はこれを受け入れ、辞表を提出する。

最終的には怪文書は事実無根、警察が殺人を行ったのではないことも判明。警察官の恋人が首謀者であることが分かり、室井への告訴も取り下げられる。 そこに至るまでには、室井の同僚の新城(役:筧利夫)と沖田(役:真矢ミキ)の助けもあった。

新城のはからいで室井の辞職を受理せず、広島県警への異動を室井に命じる形で話は終結した。

<THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!>
湾岸署の引っ越しのゴタゴタの最中に拳銃が盗まれる。その拳銃を用いた殺人事件が発生。犯人は過去に青島が逮捕した犯人の釈放を要求。 犯人の狙いは日向真奈美を釈放することであるが、実は日向が犯人の心を操っていた。釈放された日向の向かう先は旧湾岸署。旧湾岸署の爆発と共に自らの命を絶つことによって、世界に第二、第三の日向真奈美を生み出すのが目的という。 青島はその企みを阻止し日向を確保した。(旧湾岸署は爆破される)

なお青島は健康診断の誤診で、先は長くないと青島自身含む周囲の仲間も誤解していたが、逆にそれが青島を奮い立たせるきっかけとなった。 またこの時からすみれは、古傷が痛むという事を打ち明けていた。

<THE FINAL 新たなる希望>
警察が押収した拳銃が持ち出され、それによる殺人事件と、真下正義の子供の誘拐事件が発生。 犯人は警察官である鳥飼(役:小栗旬)、小池(役:小泉孝太郎)、久瀬(役:香取慎吾)。 その動機は6年前の少女誘拐事件の実行犯への復讐と、更に途中で捜査を打ち切った本庁への復讐。

青島と室井は責任の濡れ衣を着せられ辞めさせられそうになるが、鳥飼の告発により警察の腐敗体質が明るみになり上層部は辞職、 青島と室井は辞職を免れる。

すみれは過去に受けた傷が癒えず、仕事を続けるのが限界となり辞職表を提出。しかし青島を助けるためバスで事件現場に突入。 青島から辞めないでと言われ、すみれは頷くも、後日談に登場することがなかったため、本当に辞めなかったのかは不明。




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