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誰でも一度は聞いたことのある心理学者についてまとめました。
■年代
■人物
<ヴィルヘルム・ヴント>
実験心理学の父とされ、ヴントから心理学が新しい分野として成立したと言われてます。
<ウィリアム・ジェームズ>
ジェームズも心理学の父とされます。ヴントと活動時期が重なっている事から、どちらが本当の心理学の父かという事は無いようです。
<ヘルマン・エビングハウス>
エビングハウスの忘却曲線が有名。一度覚えたことを、少し時間がたった後にもう一度覚え直せば、記憶がより定着しやすいという。
<ジークムント・フロイト>
人間の無意識研究を行っており、人間の心は「意識」「前意識:普段は意識していないが、何かをきっかけに容易に思い出せる記憶」「無意識:思い出そうとしても思い出せない」に分けられると考えます。
無意識下に存在する過去の記憶や感情が原因となって精神疾患が起きる場合があることや、寝ている時に見る夢が無意識の願望となって現れるという説を提唱しました。
<アルフレッド・アドラー>
初期はフロイトと共同研究をしていましたが、その後独立で研究するようになり、個人心理学を提唱しました。人間の行動は、過去の出来事が原因があって決まるのではなく、全て目的があるから決まるという「目的論」を提唱しています。
つまり、過去ひいては他人に影響されることがないのならば、自分の意志で行動を決める事ができる筈であるという考えです。
近年日本では「嫌われる勇気」という本でアドラーの心理学が注目されるようになりました。
<カール・グスタフ・ユング>
深層心理の研究を行っていた点はフロイトと似ており、実際にフロイトとも親交がありましたが、次第にフロイトとの意見が異なるのを感じフロイトとは違う道を歩むことになりました。
ユングは無意識には個人的意識と集合的意識の二つがあるといい、集合的意識は昔から現代まで変わらない人類に共通した普遍的な心理構造の事をいいます。そして集合的意識がシンクロニシティを引き起こします。
<アブラハム・マズロー>
「マズローの欲求五段階説」が有名。人間の欲求は①生理的欲求 ②安全欲求 ③社会的欲求 ④承認欲求 ⑤自己実現欲求で段階付けされると言います。
自己実現とは
自己実現という言葉はもともとは心理学用語で、「人生に究極の目標を定め、その実現のために努力している状態」といった主旨の言葉ですが、今日では様々な解釈がされています。
マズローは、例えば「美味しいものをたくさん食べる」を人生の目標に定めたとしたらそれは自己実現ではなく、それより低位の欲求(生理的欲求)をかなえているだけに過ぎないというでしょう。
「長生きする」を人生の目標に定めたとしても、安全欲求を満たした結果の産物なので、これも自己実現とは言い難いと思われます。
そうなると自己実現に近い考え方になるのは「社会貢献」や「人の役に立つ」といったことなのかもしれません。
<バラス・スキナー>
行動分析学の祖で、人間の行動は過去の行動結果に依存すると考えており、アドラーの考えとは反対の考えを持っていました。
過去の結果が悪い結果ならばその行動をとらない様にしていく(逆もしかり)事をオペランド条件付けといい、この様な考えを総称して強化理論といいます。
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