古代マケドニア王国



歴史・地理

日本史

世界史

地方史

  

公開日:2024/3/30    

■古代マケドニア王国

古代マケドニアは、BC約800年に古代ギリシャ人によって建国されました。首都はペラ。 フィリッポス2世の息子、アレクサンドロス3世(アレキサンダー大王)の時にマケドニア王国の最盛期を迎え、支配地域を広大なものにしました。



■アレクサンドロス3世の進路

アレクサンドロス3世の東方遠征はBC334年に始まり、BC326年までわずか10年足らずでその支配域をインダス川付近まで拡げました。 その後、部下たちの帰国を望む声もあってか西方に戻り、途中のバビロンでBC323年に熱病にかかり死亡しました。



以下はイッソスの戦いを描いたモザイク画です。左側にアレクサンドロス3世、右側にペルシャ帝国のダレイオス3世が描かれています。



アレクサンドロス3世の拡大図です。


<アレクサンドロス3世の名残>

各地域にはアレキサンダー大王の支配の名残が残っており、例えばエジプトのアレキサンドリアという都市は、アレキサンダー大王からつけられた名前の都市です。 また男性名でアレクサンドル、女性名でアレクサンドリアはアレキサンダー大王に由来しています。 宝石のアレキサンドライトは、ロシア帝国のニコライ1世の息子、アレキサンドル2世の名前にちなんだ名前のため、アレキサンダー大王とは直接は関係はありませんが アレキサンドル2世の名前自体がアレキサンダー大王が由来となっています。




関連記事一覧



歴史・地理

日本史

世界史

地方史