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■古代マケドニア王国
古代マケドニアは、BC約800年に古代ギリシャ人によって建国されました。首都はペラ。
フィリッポス2世の息子、アレクサンドロス3世(アレキサンダー大王)の時にマケドニア王国の最盛期を迎え、支配地域を広大なものにしました。
■アレクサンドロス3世の進路
アレクサンドロス3世の東方遠征はBC334年に始まり、BC326年までわずか10年足らずでその支配域をインダス川付近まで拡げました。
その後、部下たちの帰国を望む声もあってか西方に戻り、途中のバビロンでBC323年に熱病にかかり死亡しました。
以下はイッソスの戦いを描いたモザイク画です。左側にアレクサンドロス3世、右側にペルシャ帝国のダレイオス3世が描かれています。
アレクサンドロス3世の拡大図です。
<アレクサンドロス3世の名残>
各地域にはアレキサンダー大王の支配の名残が残っており、例えばエジプトのアレキサンドリアという都市は、アレキサンダー大王からつけられた名前の都市です。
また男性名でアレクサンドル、女性名でアレクサンドリアはアレキサンダー大王に由来しています。
宝石のアレキサンドライトは、ロシア帝国のニコライ1世の息子、アレキサンドル2世の名前にちなんだ名前のため、アレキサンダー大王とは直接は関係はありませんが
アレキサンドル2世の名前自体がアレキサンダー大王が由来となっています。
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