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公開日:2019/11/24 , 最終更新日:2020/11/09  

経済学には、古典派経済学、新古典派経済学、マルクス経済学、ミクロ経済学、マクロ経済学、行動経済学など様々ありますが、違いについて説明します。

■古典派経済学
アダム・スミス(イギリス:1723~1790)の国富論(1776)によって確立された、資本主義を初めて本格的に分析した学説である。 自由主義を主とする経済理論であり、分業がもたらした経済的な効果や、市場価格の需要と供給の関係を説く。 「地主にせよ、職人にせよ、必要以上の利益を得たものは、そのお金で更に多くの人を雇い、利益を増やそうとする。利益が増えるほど雇える人数も増える。従って利益を増やすことが全体の富の増加と繁栄の基本である」という。 市場経済は放っておけば「見えざる手」によって安定するとし、必要以上に政府が介入しない小さい政府を提唱。また価値は労働量で決まるとした労働価値説もある。

なお古典派経済学の様に、経済活動を消費者と生産者の視点で捉えた時の学問をミクロ経済学ともいいます。対する語はマクロ経済学です(後述)。

■マルクス経済学
カール・マルクス(ドイツ:1818~1883)の資本論(1867)によって確立された。資本主義の問題点を提起、労働価値説を継承しつつも、労働者が余剰に働く事で生み出した価値が資本家に搾取されている剰余価値説を説き、 それを打破するために共産主義論の必要性を訴えました。マルクス経済学も資本主義を分析の対象としており労働価値説も継承している事から、領域としては古典派経済学であるとの見方もあります。

■新古典派経済学
新古典派経済学も自由主義を主とする経済理論であることは古典派経済学と同じで、古典派経済学で説かれた需要と供給の関係を定量化/可視化する(需要曲線)などの功績があります。 労働価値説に対して、価値の基準は商品の生み出す効用で決まるとして効用価値説を打ち出しました。 アルフレッド・マーシャル(イギリス:1842-1924)が新古典派経済学を代表する経済学者です。なお新古典派経済学からがミクロ経済という考えもあります。

■ケインズ経済学
ジョン・メイナード・ケインズ(イギリス:1883-1946)によって確立された。 世界恐慌時のアメリカ大統領フランクリン・ルーズベルトの取った金融政策を分析して、金利引き下げがGDPを増大させ、雇用を増大させるという図式を見出し、それを「雇用・利子および貨幣の一般理論」(1936)として出版した。 これによって、これまでの考えの主流であった「小さな政府」から、より政府が介入すべきという「大きな政府」が必要であるという考え方が強くなりました。 経済活動を個人の消費という視点ではなく、物価や国民総生産、失業率など、国家や市場単位の大きな(マクロな)視点で捉えている事から、ケインズ経済学をミクロ経済学に対比させマクロ経済ともいいます。

なおケインズは株式投資にも精通しており、「投資は、自分が最も美人だと思う人に投票(投資)するのではなく、みんなが美人だと思う人に投資すべき」という美人コンテスト説も提唱しております。 またこれは「砂上の楼閣理論」ともいって、大衆が作り出す砂上の楼閣(根拠のない株式の価格の例え)をいかに先に気が付くか。あるいは「より馬鹿理論」といって、自分より馬鹿な人にその株式を高い値段で押し付けることが出来るかどうか。というものです。

■ゲーム理論
ゲーム理論とは人間の意思決定理論のことで、利害の対立する相手(個人、集団含む)がいる状況で、自分の利益を最大限得るための合理的な行動とは何かを考えるための理論です。 数学者ジョン・フォン・ノイマン(アメリカ:1903-1957)とオスカー・モルゲンシュテルン(アメリカ:1902-1977)と共同で「ゲーム理論と経済行動」(1944)を出版しゲーム理論を確立させ、 経済の分野に適用できる事を説きました。主にミクロ経済が分析の対象となります。

■行動経済学
これまでの経済学は、あくまでも人間は経済的に合理的な行動をとるという事が前提になっています。しかし人間は必ずしも経済的に合理的に行動する訳ではないという事を前提にした学問を行動経済学といいます。 ダニエル・カーネマン(1934~)とエイモス・トヴェルスキー(1937-1996)が創始者と考えられています。こちらも主にミクロ経済が分析の対象となります。

■年代




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