中華民国の成立のあらすじ



歴史のこと

日本史

世界史

地方史

  

公開日:2021/12/3      

■中華民国の成立のあらすじ
中華民国成立のあらすじを説明します。

・ 辛亥革命(1911)により清が滅亡。中華民国が設立される。清の最後の皇帝は宣統帝(愛新覚羅溥儀)。
・ 孫文が中華民国の初代中華民国臨時大総統となる(1912)。
・ その後、孫文が袁世凱と手を組み、袁世凱が初代中華民国の大総統となる。
・ 孫文が中国国民党を設立し、その後蔣介石が中国国民党の主導権を握る。
・ 蒋介石と中国共産党の毛沢東が衝突し、蒋介石が破れ台湾に撤退。台湾で中華民国を設立(1949)。
・ 勝利した毛沢東が中華人民共和国を設立(1949)。



■中華人民共和国と中華民国(台湾)の関係
上記歴史の流れを見ると、もともと中華民国を作った中国国民党が、後から設立された中国共産党に敗れ、今の台湾に撤退したという事になります。 もともとは一つの国だったので、中華人民共和国と台湾を一つの中国にしたいという思いがあるのかもしれませんが、話し合いで双方が納得する形で解決することが望まれます。




関連記事一覧



歴史のこと

日本史

世界史

地方史