古代ギリシャの歴史



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公開日:2018/8/19 , 最終更新日:2024/3/29   

■古代ギリシャ

古代ギリシャの歴史は、クレタ島を中心としたクレタ文明から始まったとされ、その後ギリシャに南下してきたアカイア人によってミケーネ文明が成立しました。 BC1300年頃のトロイア戦争は、ホメロスの叙事詩「イリアス」によって語られており、真偽が不明な神話的な扱いとされていましたが、19世紀頃にトロイア遺跡発見によって歴史的事実という説が有力となりました。

BC1200年頃に海の民によってミケーネ文明は滅びましたが、その後ドーリア人が南下してギリシャ民族が形成され、BC800年頃にポリスと呼ばれる都市国家が生まれました。

まだ古代ギリシャでは哲学者のソクラテスや数学者のアルキメデスなど、多くの優秀な人材を輩出しております。アルキメデスはシチリア島のシラクサ出身のギリシャ人ですが、シチリア島というとイタリア半島の近くにあり、ローマ人と思うかもしれませんが、この頃のシラクサはギリシャの支配下にありました。 ギリシャでは人口が増えたためにこういった地域に移り住んでいった人たちが多く、それらの地域のことをローマ人は「マグナ・グラエキア」と呼んでいました。ちなみに、ヘウレーカ(分かったぞ!)という言葉はアルキメデスが叫んだ言葉として有名です。

古代ギリシャはBC338年のカイロネイアの戦いでマケドニアに敗北、ポリスは残ったものの、支配下に置かれました。BC168にはマケドニアがローマに敗れマケドニアは滅亡。それを皮切りにギリシャはローマの属州となりました。





■ギリシャ神話

ギリシャ神話はおよそ紀元前15世紀頃から人々の間で伝えられてきた神々の物語です。そこからローマに伝わった後、紀元前6世紀頃に体系化されました。 従ってローマ神話はギリシャ神話がもとになり、そこからローマ神話ユニークのお話も加わっていきました。



<英語名との比較>




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