エジプト神話の概要

■エジプト神話とは

エジプト神話とは、ヒエログリフと呼ばれる象形文字で描かれた古代エジプトの神話で、BC3000年頃にその原型ができあがり、以降数千年に渡り、形を変えながら語り継がれています。

＜エジプト時代の年表と地図＞



＜エジプト神話の登場人物＞
初めに原初の水の神であるヌンが生まれ、そこから神々の創造者であるアトゥムが生まれます。アトゥムは後に太陽神ラーと同一視されます。





＜エジプト神話の死生観＞
エジプト人は死後の復活を信じていたため、肉体の保存が重要でした。このためミイラ化が行われ、身体が保存されることで魂が死後の世界で復活できると考えられていました。 死者は冥界に行き、以下壁画「死者の書」の様に心臓の重さを量る儀式が行われ、オシリス神の裁きを受けます。 正義の羽 (マアトの羽) と死者の心臓が天秤にかけられ、心臓が羽と同じくらい軽ければ、死者は正しい人生を送ったと認められ、 もし心臓が重い場合、死者は罪深いとされ、魂は怪物アメミット(頭がワニ、胴体がライオン、下半身がカバ)に食べられてしまい、永遠に滅びてしまいます。

関連記事一覧 トップメニューへ 政治思想, 哲学, 宗教 哲学 ・ギリシャ哲学 ・哲学者, 政治学者 ・中国の哲学者 政治思想 ・社会主義・共産主義 ・功利主義 ・快楽主義 ・自由主義(リベラリズム) ・共同体主義 ・右翼,左翼,保守,革新 ・君主制, 共和制 ・イデオロギー, プロパガンダ 宗教, 神話 ・世界の宗教, 神話 ・旧約聖書 ・新約聖書 ・仏教 ・モーセの十戒, キリストの教え ・メソポタミア神話 ・エジプト神話 日本 ・神道 ・日本神話 ・十七条の憲法 ・五箇条の御誓文, 教育勅語 人物 ・ソクラテス, プラトン ・アリストテレス ・エウドクソス ・ブッダ ・孔子 ・ジョン・ロールズ ・ジョン・ミアシャイマー ・イマヌエル・カント