【まとめ】「ボッコちゃん」 星 新一 著



読んだ本のこと

情報科学:00

ジャーナリズム:00

哲学:10

歴史:20

社会科学:30

自然科学:40

技術,工学:50

産業:60

文学:90

公開日:2024/11/16    

■本、著者の情報
<作者>星 新一
<発行日>1971年5月
<出版社>(株) 新潮社

■感想

日本SFの先駆者星新一のショートショート集。総じて読みやすかった。またどれもオチが面白く、なるほどと思わせるオチもいくつかあった。 50編の作品のうち、特に面白かったものについてあらすじを述べる。

・ボッコちゃん
見た目は人間と変わらないが、簡単な会話の受け答えしかできないロボットのボッコちゃん。ボッコちゃんが飲んだお酒の使い回しさえしなければ上手くいっていた筈が、皮肉な結果に。

・殺し屋ですのよ
病院に従事している人は、死期が近い人が誰かが分かるということを利用し、死期が近い人に怨みを持つ人に対して殺し屋と称して近づく。実際に殺しを働くわけではなく、誰も不幸になったと思わない、上手いトリックだと思いました。

・白い記憶
出会ったころが二人にとって一番幸せだったという話。

・最後の地球人
旧約聖書の創世紀のパロディ。神様が人類を創り繁栄していくのを逆再生して、人類が衰退していき最後には神様が誕生する。

■目次

○は面白かった話

・悪魔
○ボッコちゃん
・おーい でてこーい
○殺し屋ですのよ
・来訪者
・変な薬
・月の光
・包囲
・ツキ計画
・暑さ
・約束
○猫と鼠
○不眠症
・生活維持省
・悲しむべきこと
・年賀の客
・ねらわれた星
・冬の蝶
・デラックスな金庫
・鏡
・誘拐
・親善キッス
・マネー・エイジ
○雄大な計画
・人類愛
○ゆきとどいた生活
・闇の眼
・気前のいい家
・追い越し
○妖精
・波状攻撃
○ある研究
・プレゼント
○肩の上の秘書
・被害
・なぞめいた女
・キツツキ計画
○診断
・意気投合
・程度の問題
・愛用の時計
○特許の品
・おみやげ
・欲望の城
・盗んだ書類
・よごれている本
○白い記憶
・冬きたりなば
・なぞの青年
○最後の地球人





関連記事一覧



読んだ本のこと

情報科学:00

ジャーナリズム:00

哲学:10

歴史:20

社会科学:30

自然科学:40

技術,工学:50

産業:60

文学:90